先日、夏休みを利用して来日していたフランス人の殿方と、1日都内観光しました。
写真は、別れ際にプレゼントしてもらったフランスのワインです。
実は直接会うのは初めてだったので、言葉が通じるかとにかく不安!!
電話はしたことがあるけれども上手く話せず、向こうからI have to go.(もう行かなきゃ)と言われきられてしまう始末←
ただ、知り合って1年経つし、なんだかんだ趣味や好きな本、話すことは気が合いそうだし、
日本のホストファミリーと仲良くしているみたいだし、日本語も少しはわかると言っていたし・・・会えばなんとかなるかも!という希望的観測をもって、Let's try!してみました。
・・・が、しかし。
待ち合わせ場所について早々、相手の口からは素晴らしく流暢な英語が出てくる、出てくる、しかも日本語全く通じない( ;∀;)!
最初の1言は「HI.」とか、「How are you?」を想定していたのですが、
多分向こうの第一声は「これ(改札)ってSuicaでいいんだよね?」みたいな感じだったようなw
止まらないリスニングテストみたいで、正直ちょっぴり帰りたくなりました←
声も結構大きい人だったので、電車の中でも会話が響き渡ります。
上手く返せない、いや、そもそも上手く聞き取れない自分に意識が向いてしまって、
正直相手をおもてなしする余裕がありませんでした。うむむ、まだまだ未熟なり。
しかしそんな空気も、都内についたら一変。
以下、観光案内をしていて助かった点。
・いろんな国からたくさんの観光客が訪れていて、そこら中を自由に歩いていた
(街並みの中で浮かない。相手は待ち合わせ場所に自分以外ヨーロッパの男性がいなくて少し不安だった模様)
・英語で書かれた観光案内が豊富。
・観光客のテンションを無条件であげてくれるような、素敵な和テイストになっている通りや街並みが多かった。
・スカイツリーがどこからでも目に入った。
ありがとう、東京! すばらしいよ、東京!(/ω\)
今日ほど東京という街に感謝したことはありません・・・!
上がったテンションと勢いに任せて、フランス人の彼を、浅草→上野→東京とあちこち連れまわし、お昼は駅構内の牛タン屋へ。
ここではこちらがごちそうするはずだったのに、結局ごちそうになってしまいました(;'∀')
フランスの牛タンはスープ等に入っていることが多く、とっても固いんだとか。
「日本の牛タンは柔らかい!」といって、喜んで食べてくれました。
フランスの方的には、上野公園がお気に召した模様('ω')
なんとなく彼の地元の公園と似ているんだそうです。
後日、また1人で訪れたという話を聞いて、よい場所を紹介できた!とうれしくなりました。
その後も、他愛ない話をしながら都内散策→カフェでお喋りを楽しみました。
その際に、「硬貨を交換しよう!」と言われて、ヨーロッパの硬貨と日本の硬貨をchangeしたのですが、なんていうか、ヨーロッパの硬貨って面白い。
もらったのはスペイン、フランス、ドイツの硬貨だったと思いますが、複数の国の人が触れたものが巡っているのですねぇ。宝物にしたいと思います。
最後、彼を宿泊施設の最寄り駅まで送った際、「ちょっと5分だけ待ってて!」と言われたのでその通りにしていると、ワインを小脇に抱えた彼が戻ってきました。
特に包装とかなしで、丸ごともってきましたw
なんとなく、不思議な感覚になりながら、最後は「Take care!(元気でね!)」といって、お互い別れました。
ワイン丸出しでもって電車に乗るのは少し恥ずかしかったけど、とっても嬉しかったなぁ。いつもお酒を飲んだというと「飲みすぎないように気を付けなよ!」と注意されるのに笑
そして、これから相手がどういう人生を歩むのかはわかりませんが、少しでも今回の日本滞在が、彼の人生の役に立てばいいなぁ、と思いました。親か(';')
この日話していて思ったのが、普段みている洋画の英語フレーズが意外と役に立つ!
そして、たどたどしくても英語が通じるってやっぱり感動します。
もちろん自分も何かの糧にしたいので、これからも継続して勉強していこう、とこの時心に決めたのです。
充実した密度の濃い1日でした。