こちら、職場の隣の部署のおじさまが、「かなり昔に買ったけどもう使うことないだろうし、もったいないから」とプレゼントしてくれたたまごっちでございます。
しかもパッケージに入ったままの未使用品。
懐かしすぎて、職場なのに思わず「うわぁ!」と歓声を上げてしまいました←
その方、なんとたまごっちを4台も持ってきてくださったのです。
(内訳:初代たまごっち、おすっち、めすっち、天使っち)
小さくてもゲームだし、まだ3000円前後はするだろうからいただくのも申し訳ないかなぁと思ったのですが、せっかくなのでいただいちゃいまいした。
本当はめすっちも内心めちゃくちゃ欲しかったのですが、欲張るのはよくないなぁと思い我慢しましたw
ちなみに隣の席の上司はお子様用に天使っちをゲットしてましたw
いい子にしていた時にあげるため、こっそりカバンに潜ませておくのだそうです笑
私は無論たまごっち(おすっち)を選びました。
なぜかというと、自分がまだ幼稚園児だった時にたまごっちが大ブームだったのです。
テレビのニュースでは、携帯にじゃらじゃらたまごっちをつけている女子高校生が取材を受けていて。皆こぞって並んで買いに行く様子が流れていました。
今にしておもうとゲーム会社とマスコミの戦略だったんだと思いますけどw
ただそれが、子供のころの自分には効果てきめんで。
たまごっちが無性に欲しくなったため、どうしても欲しい欲しいと親に泣いてすがったのを覚えています。
結局買ってもらえなくて、手に入らなかったんですけどね。
今にして思うと全く大したことないことなのですが、不思議なものでこの時の気持ちが大人になっても忘れられないのです。
生まれて初めて心の底から欲しいと思っても手に入らなかったものが、たまごっちでした。勉強机も、ペットのハムスターも、セーラームーンのお洋服も買ってもらえたのに。
たまごっちだけが、手に入らなかった。
以来、自分にとって欲しいと思ったときに手に入らなかったものの象徴なんですよね、たまごっちがw
しかも、当時仲良しでいつも3人で行動していた大好きな幼稚園のお友達がいたのですが、私以外の2人はお母さんと一緒に東京へ行き、並んで買うというではないですか。
しかも、同じ日に4人で。
子供心に、とっても傷ついた記憶があるんですよね。
いや、まったく相手に悪気はなかったと思うんですけど。
親含めて目の前でその話をされて。
自分のお母さんと私だけ一緒に買いに行けないなんて、なんか仲間外れのようで。
あの頃の繊細さは一体どこへいったのでしょうね←
悔しくて、家に帰ってからも母に何度も何度もたまごっちが欲しいとねだりましたが、結局買ってもらえず(こんだけ頼んでも買ってもらえなかった理由は謎・・・母も覚えていなかったw
その数年後、ブームが下火になったときに「天使っち」は買ってもらえたんですけど、
やっぱりどうしても、あの時のたまごっちが欲しかった気持ちが消えなくて。その後時々思い出すことはあっても「もうあの時程欲しくないし、いっかぁ」と思ったりして。
それから大人になり、いつでもたまごっちなんて買えただろうに頭の中に浮かぶことすらなく、すっかり忘れていたある日。
ひょんなことから職場の方がもってきてくださったたまごっちに、不思議な縁すら感じておりますw
20年以上たって、子供の頃の願いが叶うなんて!
なんだか感極まってしまいました。
ミーニング・ノートには、
「手に入らない象徴だと思っていたものが、向こうからやってきた」
と記録済。ちょいと意味づけしてみました。
ただ、本当にその通りな気がするので。
すごくうれしくて幸せで、不思議です。
この間も懸賞でamazonギフト券が当たりましたけども。
これからもっといいことがあるんじゃないかと思わずにはいられない。
もはや職場のおじさまが、天使っちでした。
あ、うまいこと言えなかった←
皆様にも、縁や幸せを感じた不思議な出来事ってありますか?
とりあえず、幸せをかみしめながら今日は寝たいと思います。
おやすみなさい~